二級建築士 過去問
令和8年(2026年)
問82 (学科4(建築施工) 問7)
問題文
土工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
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二級建築士試験 令和8年(2026年) 問82(学科4(建築施工) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
土工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 根切りにおいて、布掘りとしたので、法面下部と型枠組立材料との間隔は、500mmとした。
- 埋戻しに当たり、埋戻し土が透水性の悪い山砂であったので、ローラー及びランマーによりまき出し厚さ約300mmごとに締め固めた。
- 地盤の平板載荷試験における載荷板は、直径250mm、厚さ20mmの鋼板を用いた。
- セメントミルク工法による既製コンクリート杭工事において、特記がなかったので、支持地盤への掘削深さについては1.5mとし、杭の支持地盤への根入れ深さについては1.0mとした。
- 基礎スラブの床下防湿層には、特記がなかったので、厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを用いた。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なものは「地盤の平板載荷試験における載荷板は、直径250mm、厚さ20mmの鋼板を用いた。」です。
地盤の平板載荷試験に用いる載荷板は、十分な剛性をもつ円形の鋼板とし、一般に直径300mm以上、厚さ25mmのものを用います。したがって、直径250mm、厚さ20mmでは小さく、不適当です。
適当な記述です。
布掘りでは、基礎の型枠を組み立てたり、作業員が施工したりするためのスペースを確保する必要があります。
法面下部と型枠組立材料との間に500mm程度の作業空間を確保することは、施工上適切です。
根切りでは、基礎そのものの大きさだけでなく、型枠の組立てや解体などに必要な作業スペースも考えて掘削範囲を決めます。
適当な記述です。
透水性の悪い山砂などを埋戻しに使用する場合は、一度に厚く盛ると、内部まで十分に締め固められないことがあります。
そのため、約300mm程度の厚さごとに土を敷き広げ、ローラーやランマーなどで締め固めながら埋め戻します。
十分に締め固めないと、後から地盤が沈下し、床や外構などに不具合が生じるおそれがあります。
不適当な記述です。
平板載荷試験は、地盤に鋼製の載荷板を置いて荷重を加え、その沈下量から地盤の支持力などを調べる試験です。
載荷板には、地盤の変形に対して載荷板自体のたわみを無視できるよう、十分な剛性が必要です。
一般に使用する円形の鋼製載荷板は、
直径:300mm以上
厚さ:25mm
とします。
したがって、直径250mm、厚さ20mmとするのは不適当です。
適当な記述です。
セメントミルク工法では、杭の先端を確実に支持地盤へ到達させ、十分な支持力を得る必要があります。
特記がない場合、一般に、
アースオーガーの支持地盤への掘削深さ:1.5m程度
杭の支持地盤への根入れ深さ:1.0m以上
とします。実際の公共工事の仕様例でも、この寸法が用いられています。
したがって、この記述は適当です。
適当な記述です。
床下防湿層は、地盤から上がってくる湿気が建物内部へ入り込むのを防ぐために設けます。
特記がない場合は、一般に厚さ0.15mm以上のポリエチレンフィルムを使用します。
したがって、厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを使用することは適切です。
この問題では、土工事や地業工事で使われる数値を正しく覚えているかがポイントです。
透水性の悪い山砂による埋戻しは、約300mmごとにローラーやランマーなどで締め固めます。
セメントミルク工法では、一般に支持地盤への掘削深さを1.5m程度、杭の根入れ深さを1.0m以上とします。
床下防湿層には、特記がなければ厚さ0.15mm以上のポリエチレンフィルムを使用します。
特に重要なのが平板載荷試験です。
載荷板は一般に、
直径:300mm以上
厚さ:25mm
の十分な剛性をもつ円形鋼板を使用します。
したがって、「直径250mm、厚さ20mmの鋼板を用いた。」という記述が最も不適当です。
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