二級建築士 過去問
令和8年(2026年)
問15 (学科1(建築計画) 問15)
問題文
公共建築等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
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二級建築士試験 令和8年(2026年) 問15(学科1(建築計画) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
公共建築等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 保育所において、定員10人のほふく室の床面積を40m2とした。
- 保育所において、乳児と幼児の生活パターンの違いに配慮し、「乳児室・ほふく室」と「保育室」とはエリアを分けて計画した。
- 自走式の屋内駐車場において、自動車用の斜路の本勾配を1/8とし、平坦部と斜路との連結部分に緩和勾配を設ける計画とした。
- 劇場において、ステージと客席との空間を分ける、プロセニアムステージ形式を採用した。
- コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を生み出すことを意図して、ステージを客席が取り囲むシューボックス型を採用した。
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この過去問の解説 (2件)
01
コンサートホールの形状は二種類ありますが、それぞれの特徴を覚えておくことが大切です。
保育所の床面積は一人につき1.98㎡以上と定められています。したがって、定員10人であれば19.8㎡以上必要となり、設問の40㎡は十分な広さです。
保育所の計画で、乳児と幼児とでは行動能力が異なるため、乳児の保育室・ほふく室は、幼児用の保育室から離して設け、兼用してはいけません。
設問の通りです。
劇場の観客席と舞台とを明確に分離した形式をプロセニアムステージといいます。
客席がステージを取り囲む形で、演奏者と聴衆の一体感が得られやすいのはアリーナ型です。
演奏者と対面して客席を並べる形をシューボックス型といいます。
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02
保育所、屋内駐車場、劇場、コンサートホールなどの公共建築の計画に関する問題です。
○
ほふく室の床面積は、乳児1人当たり3.3m²以上が目安です。
定員10人の場合、40m²を確保しているため適切です。
○
乳児と幼児では、生活パターンや活動内容が異なります。
そのため、乳児室・ほふく室と保育室のエリアを分ける計画は適切です。
○
自走式屋内駐車場の自動車用斜路は、本勾配を1/8とし、平坦部との接続部分に緩和勾配を設けます。
勾配の変化を緩やかにすることで、車体下部の接触などを防ぎます。
○
プロセニアムステージ形式は、額縁状の舞台開口によってステージと客席を分ける形式です。
舞台上の演技や演出に観客の注意を集中させやすい特徴があります。
✕
❌ シューボックス型 → ⭕ アリーナ型です。
ステージを客席が取り囲み、演奏者と聴衆との一体感を生み出す形式はアリーナ型です。
コンサートホールは、客席がステージを取り囲む「アリーナ型」と、長方形の空間が特徴の「シューボックス型」を区別して覚えましょう。
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