二級建築士 過去問
令和8年(2026年)
問9 (学科1(建築計画) 問9)

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問題

二級建築士試験 令和8年(2026年) 問9(学科1(建築計画) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 同じ音圧レベルでも、音の大きさの感覚量は周波数によって異なる。
  • 直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。
  • 空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。
  • 複数の音が同時に存在するような騒がしい場面でも、着目する音のみを選択的に聞き取ることができる心理的効果を、カクテルパーティ効果という。
  • 環境音に付随する音の意味性や審美性、機能性に焦点を当て、景観の中に存在する音を含めた「音の風景」としての捉え方を、サウンドスケープという。

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この過去問の解説 (2件)

01

空気中の音速は、気圧が一定の場合気温に比例し、[331.5+0.6×気温(℃)]で計算されます。

選択肢1. 同じ音圧レベルでも、音の大きさの感覚量は周波数によって異なる。

同じ音圧レベルでも、音の大きさの感覚量は周波数によって異なります。周波数の高い「高音」を大きく感じる傾向にあります。

選択肢2. 直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。

音楽ホールの客席などで、音が遅れて到達する、反射音が生じて、音が二重に聞こえます。その現象をエコーといい、音響効果の障害になります。聴衆がエコーとして感じるのは、一般的に約17m以上となります。

選択肢3. 空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。

空気中の音速は、気圧が一定の場合気温に比例し、[331.5+0.6×気温(℃)]で計算されます。したがって、気温が高くなるほど、音速は早くなります。

選択肢4. 複数の音が同時に存在するような騒がしい場面でも、着目する音のみを選択的に聞き取ることができる心理的効果を、カクテルパーティ効果という。

設問の通りです。

選択肢5. 環境音に付随する音の意味性や審美性、機能性に焦点を当て、景観の中に存在する音を含めた「音の風景」としての捉え方を、サウンドスケープという。

設問の通りです。

まとめ

常温(15℃)での音速は、約340ⅿ/sとなります。

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02

音の性質や音響現象、音環境に関する用語についての問題です。

選択肢1. 同じ音圧レベルでも、音の大きさの感覚量は周波数によって異なる。

〇

 

同じ音圧レベルでも、音の大きさの感覚は周波数によって異なります。

人間の耳は、周波数によって音の感じやすさが変わるためです。

選択肢2. 直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。

〇

 

直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコーが生じる可能性があります。

反射音が直接音より遅れて耳に届くことで、音が別々に聞こえる場合があります。

選択肢3. 空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。

×

 

空気中の音速は、気温によって変化します。

気温が高いほど音速は速くなり、気温15℃で約340m/sです。

選択肢4. 複数の音が同時に存在するような騒がしい場面でも、着目する音のみを選択的に聞き取ることができる心理的効果を、カクテルパーティ効果という。

〇

 

騒がしい場所でも、特定の人の声などに注意を向けて聞き取れる心理的効果を、カクテルパーティ効果といいます。

選択肢5. 環境音に付随する音の意味性や審美性、機能性に焦点を当て、景観の中に存在する音を含めた「音の風景」としての捉え方を、サウンドスケープという。

〇

 

サウンドスケープは、環境に存在する音を、意味や美しさ、機能なども含めた「音の風景」として捉える考え方です。

まとめ

音響分野では、音圧レベル・周波数・音速などの基本的な性質と、音に関する用語を整理して覚えましょう。

特に、音速は気温が高いほど速くなることと、エコーが生じる条件は重要です。

 

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