二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問91 (学科4(建築施工) 問16)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問91(学科4(建築施工) 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
- 短ざく金物 ――― 胴差相互の接合
- 折曲げ金物 ――― 通し柱と胴差の接合
- ひねり金物 ――― 垂木と軒桁の接合
- くら金物 ――― 垂木と母屋(もや)の接合
- ホールダウン金物(引寄せ金物) ――― 上下階の柱相互の接合
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で覚えておくポイントは、各接合金物が「どの部位の補強を目的としているか」です。名称だけでなく、形状と力のかかり方(引張・せん断・浮上り防止など)を関連付けて判断することが重要です。つまり、その金物が本来使われる代表的な部位かどうかを見極めれば正解を判断できます。では問題をみてみましょう。
短ざく金物は、柱と横架材(胴差・梁など)の接合部に用いられる平板状の補強金物です。主に引張力に抵抗するために使用され、胴差同士の接合補強にも用いられます。
折曲げ金物は、主として梁や桁などの横架材相互の接合部や、横架材と柱の補助的な緊結に用いられる金物です。通し柱と胴差の主要な接合部には、かど金物や羽子板ボルトなどが用いられるのが一般的であり、折曲げ金物は不適当です。
ひねり金物は、垂木と桁を緊結し、風圧による吹上げ力に抵抗するために用いられます。この組合せは適当です。
くら金物は、母屋や桁の上に部材を載せる形で固定する金物で、垂木と母屋の接合に使用されます。屋根構面の安定のために用いられる金物であり、この組合せは適当です。
ホールダウン金物は、柱脚部や柱頭部に設置し、基礎や横架材に緊結して、地震時などの引抜き(浮き上がり)を防止するための金物です。
上下階の柱同士を直接接合するための金物ではありません。柱の引抜き防止が主目的です。
木造軸組工法の接合金物は、使用部位がほぼ決まっています。特に柱と胴差の主要接合部には、構造的に重要な金物が用いられます。折曲げ金物の用途を過大に解釈しないことが重要です。金物の名称だけでなく、「どの力に抵抗するための金物か」を整理して覚えておくことが、試験対策として有効です。
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