二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問85 (学科4(建築施工) 問10)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問85(学科4(建築施工) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 型枠の建込み位置・精度の検査は、スケール、トータルステーション及びレベルで測定し、型枠計画図及び工作図と合致することを確認した。
- 型枠に設ける配管用スリーブは、径が200mmで、柱及び梁以外の箇所であり、かつ、開口補強が不要であったので、紙チューブを用いた。
- せき板に用いる木材は、コンクリート表面の硬化不良を防止するために、長期間、直射日光にさらして、乾燥させたものを使用した。
- 上下階の支柱は、平面上において同一位置となるように、垂直に立てた。
- 壁に用いるセパレーターの間隔を求めるに当たって、コンクリートの単位体積重量にコンクリートの打込み高さを乗じて、コンクリートの側圧を算出した。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下のとおりです。
・型枠工事では、コンクリートの品質確保と構造安全性の確保が重要です。
・せき板に使用する木材は、コンクリートの硬化不良を防ぐために適度な含水状態であることが必要です。
では、各選択肢を確認します。
型枠の精度確認は、かぶり厚さや部材寸法に直接影響するため、測量機器を用いて確認することが基本です。よって適当です
配管用スリーブは、小径で構造上問題がなく、補強不要な位置であれば、紙チューブの使用は一般的です。
せき板が極端に乾燥していると、打設時にコンクリート中の水分を吸収してしまい、
・表面の水和反応不足
・ひび割れ
・表面強度低下
などの原因になります。そのため、せき板は適度に湿らせた状態で使用することが基本です。よって、これが最も不適当です。
上下階の支柱を平面上で同一位置に垂直に立てるのは、荷重を確実に下階へ伝達するための基本事項です。ずらして設置すると、スラブに過大な曲げが生じるおそれがあります。よって適当です。
壁のセパレーター間隔を求める際、「コンクリートの単位体積重量 × 打込み高さ」により側圧を算出するのは、液体として扱った場合の基本的な側圧計算式です。実際の設計では打設速度や温度なども考慮しますが、基本的な考え方としては正しいです。
この問題は、型枠材料の取扱いとコンクリートの性質を理解しているかを問う内容です。特に重要なのは次の点です。
・せき板は極端に乾燥させない
・支柱は上下階で位置を揃える
・ 側圧は単位体積重量×高さで求めるのが基本
型枠工事は、鉄筋コンクリート構造の品質を左右する重要分野です。二級建築士試験では頻出分野ですので、側圧計算とせき板の取扱いは確実に押さえておきましょう。
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