二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問53 (学科3(建築構造) 問3)

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問題

二級建築士試験 令和7年(2025年) 問53(学科3(建築構造) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような荷重を受ける単純梁において、B点の曲げモーメントMBの大きさとA-B間のせん断力QABの大きさとの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • MBの大きさ:8kN・m  QABの大きさ:2kN
  • MBの大きさ:12kN・m  QABの大きさ:1kN
  • MBの大きさ:12kN・m  QABの大きさ:2kN
  • MBの大きさ:16kN・m  QABの大きさ:1kN
  • MBの大きさ:16kN・m  QABの大きさ:2kN

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下のとおりです。単純梁では、まず支点反力を求めることが基本です。曲げモーメントは「ある点より片側の荷重のモーメントの合計」、せん断力は「その断面で切ったときの鉛直力の合計」で求めます。つまり、「支点反力を正しく計算できるか」、「B点でどの荷重を考慮するか」が正解のポイントです。では問題をみてみましょう。

①支点反力の計算

 ・等分布荷重の合計は 1kN/m × 4m = 4kN その作用位置は、Bから2m右(=左端から6m位置)です。

 ・全荷重は 8kN + 4kN = 12kN よって 左反力+右反力=12kN

 ・左端まわりのモーメントをとると、 8kN × 2m + 4kN × 6m = 右反力 × 8m

  16 + 24 = 8R → R(右反力)= 5kN、左反力 = 12 - 5 = 7kN

②B点の曲げモーメント MB
 ・B点(左から4m)で切断し、左側を考えます。

 ・左側にある荷重は 左反力 7kN(距離4m) A点荷重 8kN(距離2m)

 よって MB = 7×4 - 8×2 = 12kN・m

③A-B間のせん断力 QAB
 ・A-B間(2m~4m)には分布荷重はありません。

 ・A点直後のせん断力は 左反力 7kN- 8kN = -1kN

 ・A-B間では荷重がないため、この値は一定で、QABの大きさ = 1kN

よって、MB=12kN・m、QAB=1kN が正解となります。

まとめ

単純梁の問題は、

 ①支点反力を先に求める
 ②曲げモーメントは「その点より片側の荷重のモーメント」
 ③せん断力は「その断面の上下力の合計」

という流れを確実に押さえることが重要です。特に「分布荷重は合力に置き換える」「作用位置は中央」という基本事項は頻出です。曲げモーメントとせん断力の関係は二級建築士試験でよく出題されるため、計算手順を確実に身につけておきましょう。
 

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