二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問22 (学科1(建築計画) 問22)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問22(学科1(建築計画) 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
- 雨水を建築物内で雑用水として利用することにより、水資源の有効利用、雨水流出抑制の効果が期待できる。
- 雨水利用設備における沈砂槽は、雨水に含まれる粗砂などを除去するために設置する。
- 雨水利用による雑用水の遊離残留塩素の含有率は、末端の給水栓において、一般に、0.1mg/L以上としなければならない。
- 雨水排水設備の雨水排水ますには、深さ50mm程度の泥だめを設ける。
- 合流式公共下水道の敷地排水管に、雨水排水管を接続する場合には、雨水排水管にトラップを設置しなければならない。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、雨水利用・雨水排水でよく出る次の感覚を押さえるのがポイントです。
・雨水を雑用水にするなら、衛生のために残留塩素の管理(例:0.1mg/L以上)が必要です。
・雨水ますは土砂が入りやすいので、泥だめは浅すぎると詰まりやすくなります。
一般には150mm以上が目安です。
・合流式に雨水をつなぐと臭い対策が重要になり、防臭トラップを求める運用が見られます。
雨水をためてトイレ洗浄水などに回すと、上水道の使用量を減らせます。
さらに、雨が降ったときに一気に下水へ流す量を減らせるので、雨水の流出ピークを小さくする効果も期待できます。
沈砂槽は、雨水に混ざった砂や小さな石などの重いものを沈めて取り除くための設備です。
ポンプや配管に砂が入ると傷みや詰まりの原因になるため、先に沈めて回収する考え方になります。
雨水を雑用水として使う場合でも、衛生面のために消毒を行い、給水栓(蛇口の先)で遊離残留塩素0.1mg/L以上を保つことが求められます。
(状況により0.2mg/L以上が求められることもあります。)
正解(最も不適当な記述)です。
雨水ますの底の泥だめは、土砂をいったんためて、下流の管に流れ込ませないためのものです。
多くの基準では、雨水ますの泥だめは深さ150mm以上としています。
50mmだとすぐに土砂で埋まり、詰まりやすくなります。
合流式は下水道内に汚水成分も流れるため、雨水系統のますから臭気が上がることがあります。
そのため合流地域では、雨水ますに防臭トラップ(雨水トラップ)を設けて臭気を防ぐ扱いとしている例が見られます。
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