二級建築士 過去問
令和5年(2023年)
問77 (学科4(建築施工) 問2)

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 問77(学科4(建築施工) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。
  • 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。
  • シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。
  • セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。
  • 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も不適当なものは、

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

です。

くせが付かないようにするには立てて保管する必要があります。

選択肢1. 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。

この選択肢は正しいです。

砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けることは正しいです。

選択肢2. 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。

この選択肢は正しいです。

押出成形セメント板を、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管することは正しいです。

選択肢3. シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。

この選択肢は正しいです。
シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管する必要があるため正しいです。

選択肢4. セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。

この選択肢は正しいです。
セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管することは正しいです。

選択肢5. 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

この選択肢は不適当です。

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないようにするには立てて保管する必要があります。

参考になった数42

02

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、立てて保管します。

選択肢1. 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。

この選択肢は正しいです。

設問の通りです。

選択肢2. 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。

この選択肢は正しいです。

押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1m以下にして養生します。

選択肢3. シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。

この選択肢は正しいです。

シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所密封して保管します。

選択肢4. セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。

この選択肢は正しいです。

タイルユニットは、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管します。

選択肢5. 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

この選択肢は不適当です。

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、立てて保管します。

参考になった数2

03

最も不適当なのは、「巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。」という記述です。

ロール状の壁紙は、横にして平積みにすると、自重でつぶれたり変形したりして、巻きぐせや折れが生じるおそれがあります。

そのため、巻いた壁紙は、一般に立てて縦置きで保管します。ロール状の壁紙を平積みにするという点が不適当です。壁紙は縦置きで保管する材料として整理されています。

選択肢1. 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。

この記述は適当です。

砂利などの骨材に泥や土が混ざると、コンクリートの品質に悪い影響を与えることがあります。

また、保管場所に雨水がたまると、骨材が汚れたり、水分量が大きく変化したりします。

そのため、保管場所は周囲の地盤より高くして泥水が入りにくくし、水がたまらないよう水勾配を設けることが大切です。

選択肢2. 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。

この記述は適当です。

押出成形セメント板は、反り、割れ、欠けなどを防ぐため、平坦で乾燥した場所に台木を設けて水平に積み重ねて保管します。

また、積み上げすぎると下側の板に大きな荷重がかかり、破損の原因になります。

押出成形セメント板の積置き高さは、一般に1m以下とします。したがって、積み上げ高さを1mとすることは適切です。

選択肢3. シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。

この記述は適当です。

シーリング材は、温度や湿気などの影響によって品質が低下することがあります。

高温になる場所、湿気の多い場所、凍結するような低温の場所を避け、直射日光や雨が当たらない場所で密封して保管することが大切です。

これにより、施工前の硬化や変質などを防ぎます。

選択肢4. セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。

この記述は適当です。

型枠先付け工法に使うタイルユニットには、タイルだけでなく、シートや目地材なども使用されています。

これらが雨にぬれたり、強い日光を長時間受けたりすると、接着性や耐水性などが低下するおそれがあります。

そのため、シートなどで養生し、直射日光や雨水から保護して保管することは適切です。タイルユニットには、型枠への取付けやコンクリート打込み時に必要な接着性・耐水性が求められています。

選択肢5. 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

この記述が最も不適当です。

ビニル壁紙はロール状に巻かれた材料です。

これを横に寝かせて平積みにすると、自重や上に載せた材料の重さによってロールがつぶれ、変形やしわ、くせが生じる原因になります。

そのため、巻いた壁紙は原則として縦置きで保管します。壁紙などのロール状材料は縦置きとするのが基本で、壁紙メーカーの施工上の注意でも縦置き保管が示されています。

したがって、「平積みにして保管した」という部分が不適当です。

まとめ

この問題では、建築材料の品質を保つために、材料ごとに適した保管方法を選ぶことがポイントです。

砂利は、泥や雨水が混ざらないよう、周囲より高く水はけのよい場所に保管します。

押出成形セメント板は、平坦で乾燥した場所に台木を設け、積み上げ高さを1m以下とします。

シーリング材は、高温多湿、凍結、直射日光、雨露を避けて保管します。

タイルユニットや副資材は、雨水や直射日光による変質・劣化を防ぐため、シートなどで養生します。

一方、巻いたビニル壁紙は、平積みではなく縦置きで保管するのが基本です。

したがって、最も不適当なのは、巻いたビニル壁紙を平積みにして保管した記述です。

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