二級建築士 過去問
令和5年(2023年)
問54 (学科3(建築構造) 問4)

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 問54(学科3(建築構造) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような外力を受ける静定ラーメンにおいて、支点Bに生じる鉛直反力RB、水平反力HBの値とE点に生じる曲げモーメントMEの絶対値との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。
ただし、鉛直反力の方向は上向きを「+」、下向きを「-」とし、水平反力の方向は左向きを「+」、右向きを「-」とする。
問題文の画像
  • RB:-9kN  HB:-6kN  MEの絶対値:0kN・m
  • RB:+9kN  HB:-6kN  MEの絶対値:54kN・m
  • RB:+3kN  HB:+6kN  MEの絶対値:36kN・m
  • RB:+9kN  HB:+6kN  MEの絶対値:12kN・m
  • RB:+9kN  HB:+6kN  MEの絶対値:18kN・m

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は

RB:+9kN HB:+6kN MEの絶対値:18kN・m

です。

 

①支点Bに生じる鉛直反力RB

点Aを基準として釣り合い式から求めます。

1kN/m×6m×3m + 2kN/m×6m×3m - RB×6m = 0

6RB = 18kN・m + 36kN・m

RB 9kN

 

支点Bに生じる水平反力HB

点Aはローラーのため水平反力は点Bにのみ生じます。

よって、水平方向の釣り合いより、

HB = 1kN/m×6m

     = 6kN

 

③E点に生じる曲げモーメントME

点Eの右側においてモーメントを合計すると、

ME = 2kN/m×3m×1.5m + 6kN×6m -9kN×3m

   = 18kN・m 

参考になった数33

02

RB:+9kN HB:+6kN MEの絶対値:18kN・m

です。

 

①支点Bに生じる鉛直反力RB

点Aを基準として釣り合い式から求めます。

{(1kN/m×6m)×3m} +{( 2kN/m×6m)×3m} - (RB×6m) = 0

6RB = 18kN・m + 36kN・m

RB 9kN

 

支点Bに生じる水平反力HB

点Aはローラーのため水平反力は点Bにのみ生じます。

よって、水平方向の釣り合いより、

HB = 1kN/m×6m

     = 6kN

 

③E点に生じる曲げモーメントME

点Eの右側においてモーメントをだすと、

ME = {(2kN/m×3m)×1.5m}+(6kN×6m)-(9kN×3m)

   = 18kN・m 

 

参考になった数8

03

正しい組合せは、RB:+9kN、HB:+6kN、MEの絶対値:18kN・mです。

この問題は、まず建物全体のつり合いから支点Bの鉛直反力RBと水平反力HBを求め、次にE点で部材を切って、E点まわりのモーメントのつり合いからMEを求めます。

図では、支点Aはローラー支点なので水平反力は生じません。そのため、水平荷重は支点Bの水平反力だけで受け持ちます。

 

支点Bの鉛直反力RB

まず、支点Aまわりのモーメントのつり合いを考えます。

図の等分布荷重は、それぞれ集中荷重に置き換えると、

1kN/m×6m=6kN

2kN/m×6m=12kN

となります。

どちらも6mの範囲に等分布しているので、合力は中央の3mの位置に作用します。

したがって、A点まわりのモーメントのつり合いは、

6kN×3m+12kN×3m-RB×6m=0

となります。

18+36-6RB=0

6RB=54

RB=9kN

です。

問題では上向きを「+」としているため、

RB=+9kN

となります。

 

支点Bの水平反力HB

支点Aはローラー支点なので、水平反力を負担しません。

図の水平等分布荷重は、

1kN/m×6m=6kN

です。

したがって、水平方向のつり合いから、支点Bにはこれと反対向きに6kNの反力が生じます。

問題では左向きを「+」としているため、

HB=+6kN

です。

 

E点の曲げモーメントME

E点で部材を切り、E点より右側の部分についてモーメントを考えます。

E点の右側にある2kN/mの等分布荷重は、長さ3mなので、

2kN/m×3m=6kN

の集中荷重に置き換えられます。

この合力は3mの中央、つまりE点から1.5mの位置に作用します。

E点まわりのモーメントを合計すると、

ME=(2×3)×1.5+6×6-9×3

=9+36-27

18kN・m

となります。

問題ではMEの絶対値を求めているので、

|ME|=18kN・m

です。

選択肢5. RB:+9kN  HB:+6kN  MEの絶対値:18kN・m

この組合せが正しいです。

それぞれ、

RB=+9kN

HB=+6kN

|ME|=18kN・m

となり、すべて一致します。

まとめ

この問題では、等分布荷重を集中荷重に置き換えてから、力とモーメントのつり合いを使うことがポイントです。

鉛直反力RBは、A点まわりのモーメントのつり合いから、

RB=+9kN

となります。

水平反力HBは、A点がローラー支点で水平反力を受け持たないため、

HB=+6kN

となります。

さらに、E点より右側についてモーメントを計算すると、

|ME|=18kN・m

です。

したがって、正しい組合せは、RB:+9kN、HB:+6kN、MEの絶対値:18kN・mです。

参考になった数0