二級建築士 過去問
令和2年(2020年)
問54 (学科3(建築構造) 問4)

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問題

二級建築士試験 令和2年(2020年) 問54(学科3(建築構造) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような曲げモーメント図となる静定ラーメンにおいて、受けている外力の大きさとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、曲げモーメント図は、材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

B点のモーメントが4Pとなっていることより、

A点の水平反力HAは次式で求められます。

MB=HA×4=4P

HA=P(右向き)

水平反力のつり合い条件式により

F点の水平反力HF=P(左向き)となるため、

この時点で選択肢2,4は誤りとわかります。

次にE点のモーメントが2Pとなっていることより、

次式でA点の垂直反力VAを求める事ができます。

ME=ーP×4+VA×2=2P

2VA=2P+4P

VA=3P(上向き)

次にD点のモーメントが0となっていることより、

E点の外力をXPと仮定し次式で求めます。

MD=3P×4ーXP×2ーP×2=0

12Pー2XPー2P=0

2XP=10P

X=5

よってE点の外力は5P(下向き)とわかったため、

選択肢5が正解です。

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02

正解は5です。

曲げモーメントを元に静定ラーメンが受けている外力を求める問題です。

まずラーメンの右側と左側で分断して左側の垂直反力VA を求めましょう。

 ΣME = -ME + VA × 2m -P × 4m

   = -2P + 2VA - 4P

    = -6P + 2VA

 VA = 3P

次にD点のモーメント0を元にE点にかかる反力を求めます。

先程、求めた垂直反力VA を利用するためD点を中心とします。

 ΣMD = 3P × 4m -E × 2m -P × 2m

   = 12P - 2E - 2P

    = 10P - 2E

 VE = 5P

以上のことより選択する図形は5となります。

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03

正しい選択肢は、E点に下向き5P、F点に左向きPの外力が作用している図です。

この問題では、曲げモーメント図に示されたB点の4P、E点の2Pを使って支点反力を求め、その後、力とモーメントのつり合いから外力を求めます。図では、AB=CD=4m、BC=4mで、E点はBCの中央、F点はCDの中央にあります。

 

まず、B点の曲げモーメントは4Pです。

A点の水平反力をH_Aとすると、A点からB点までの高さは4mなので、

4H_A=4P

したがって、

H_A=P

となります。

水平方向の力は全体でつり合う必要があるため、F点にはこれと反対向きの、

左向きP

の外力が作用します。

次に、A点の鉛直反力をV_Aとします。

E点で左側の部分を考えると、E点の曲げモーメントは2Pなので、

-P×4+V_A×2=2P

となります。

これを解くと、

-4P+2V_A=2P

2V_A=6P

V_A=3P

となります。

最後に、E点の下向きの外力をXPとして、D点まわりのモーメントのつり合いを考えます。

D点では曲げモーメントが0なので、

3P×4-XP×2-P×2=0

12P-2XP-2P=0

10P=2XP

X=5

となります。

したがって、E点に作用する外力は、

下向き5P

です。

以上から、

E点:下向き5P

F点:左向きP

となります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

この図は正しくありません。

F点の左向きPは、B点の曲げモーメント4Pから求められる条件と合っています。

しかし、E点の外力は3Pではありません。

D点まわりのモーメントを確認すると、

3P×4-3P×2-P×2

=12P-6P-2P

=4P

となり、0になりません。

したがって、E点の外力3Pが誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

この図は正しくありません。

B点の曲げモーメントは4Pなので、A点の水平反力は、

4P÷4=P

でなければなりません。

そのため、水平力のつり合いから、F点の外力も左向きPである必要があります。

左向き0.5Pではつり合いません。

また、E点の外力も計算すると5Pになるため、4Pではありません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

この図は正しくありません。

F点の左向きPは合っています。

しかし、E点の外力を4PとしてD点まわりのモーメントを確認すると、

3P×4-4P×2-P×2

=12P-8P-2P

=2P

となり、0になりません。

したがって、E点の外力は4Pではなく5Pです。

選択肢4. 解答選択肢の画像

この図は正しくありません。

E点の下向き5Pは合っています。

しかし、B点の曲げモーメント4Pから求めると、A点の水平反力はPです。

そのため、水平方向のつり合いからF点の外力は、

左向きP

でなければなりません。

したがって、左向き0.5Pとしている点が誤りです。

選択肢5. 解答選択肢の画像

この図が正しいです。

B点の曲げモーメント4Pから、

A点の水平反力=P

となるため、F点には左向きPが作用します。

また、E点の曲げモーメント2Pから、

A点の鉛直反力=3P

となります。

さらにD点まわりのモーメントのつり合いから、

E点の外力=下向き5P

と求められます。

曲げモーメント図とすべてのつり合い条件が一致します。

まとめ

この問題では、曲げモーメントの大きさから支点反力を逆算し、最後に外力を求めることがポイントです。

B点の曲げモーメント4Pから、

水平反力=P

となり、F点の外力は左向きPと分かります。

次に、E点の曲げモーメント2Pから、

A点の鉛直反力=3P

を求めます。

そしてD点まわりのモーメントのつり合いから、

E点の外力=下向き5P

となります。

したがって、正しい外力は、E点に下向き5P、F点に左向きPです。

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