二級建築士 過去問
平成30年(2018年)
問74 (学科3(建築構造) 問24)

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問題

二級建築士試験 平成30年(2018年) 問74(学科3(建築構造) 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • チタン―――――――――――屋根材
  • 花こう岩――――――――――耐火被覆材
  • グラスウール――――――――断熱材
  • インシュレーションボード――吸音材
  • シージングせっこうボード――湿気の多い場所の壁下地材

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。


1、チタンは耐久性、耐食性に優れた軽量な金属です。
そのため屋根材に用いることができます。
したがって正しい組合せとなります。

2、 花こう岩は耐久性に優れるため屋内にも屋外にも使用できます。
その反面、耐火性には劣るため耐火被覆材には使用できません。
したがって誤りの組合せとなります。

3、グラスウールはガラス繊維による加工品で断熱材として使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

4、インシュレーションボードは防音性に優れているため吸音材に使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

5、シージングせっこうボードは水に弱いせっこうボードに防水処理を施したものになります。
そのため湿気の多い場所の壁下地材に使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

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02

 建築材料の名称を確認する設問は、必ず出題されますので確実に覚えておきましょう。

1. チタン……屋根板金や家具金物などに用いられます。

2. 花崗岩……御影石とも呼ばれ、各種仕上部分に用いる石材になります。

3. グラスウール……断熱材のほか、壁体内部に充填して遮音材料として利用します。

4. インシュレーションボード……木質繊維板で、断熱性や吸音性に富んだ板状材料です。

5. シージングせっこうボード……水廻りの部屋で下地材料として用いられます。

 よって、 2. が正解になります。

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03

最も不適当なのは、「花こう岩――耐火被覆材」です。

花こう岩は、建物の外壁、床、階段などの仕上げ材として使われる石材ですが、耐火被覆材には適していません。高温になると、石をつくる鉱物の熱膨張の違いなどによって、ひび割れや破損が生じるおそれがあるためです。

耐火被覆材には、ロックウールやけい酸カルシウム板などが使われます。

選択肢1. チタン―――――――――――屋根材

この組合せは適当です。

チタンは、軽く、さびにくく、耐久性が高い金属です。

雨や風にさらされる場所でも腐食しにくいため、屋根材として使用されます。また、比較的軽量なので、屋根にかかる重量を抑えられる利点もあります。

選択肢2. 花こう岩――――――――――耐火被覆材

この組合せが最も不適当です。

花こう岩は、硬く、耐久性や耐摩耗性に優れているため、外壁、床、階段、建物の外装などの仕上げ材としてよく使われます。

しかし、火災などで急激に高温になると、内部の鉱物がそれぞれ異なる割合で膨張し、ひび割れたり、破損したりすることがあります

そのため、鉄骨などを火災の熱から守る耐火被覆材として使う材料ではありません。

耐火被覆には、一般にロックウール、けい酸カルシウム板、耐火性のある吹付け材などが用いられます。

選択肢3. グラスウール――――――――断熱材

この組合せは適当です。

グラスウールは、ガラスを細い繊維状にした材料です。

繊維の間に多くの空気を含み、熱が伝わりにくい性質があるため、住宅の壁、天井、床などの断熱材として広く使われています。

また、音を吸収する性質もあるため、吸音材として使われることもあります。

選択肢4. インシュレーションボード――吸音材

この組合せは適当です。

インシュレーションボードは、木材の繊維などを板状に成形した繊維板の一種です。

内部に細かなすき間が多いため、音のエネルギーを吸収しやすく、吸音材として利用できます

このほか、断熱性もあるため、建築物の内装下地などにも使用されます。

選択肢5. シージングせっこうボード――湿気の多い場所の壁下地材

この組合せは適当です。

シージングせっこうボードは、通常のせっこうボードよりも吸水しにくく、耐水性を高めたせっこうボードです。

そのため、台所や洗面所など、一般の室内より湿気が多くなりやすい場所の壁下地などに使用されます。

ただし、耐水性があるからといって、常に水にぬれる場所で無条件に使用できるという意味ではありません。使用する場所に応じて適切な防水処理などが必要です。

まとめ

この問題では、建築材料の性質と主な用途の組合せを理解することがポイントです。

チタン→軽く、耐食性が高いため屋根材

グラスウール→熱を伝えにくいため断熱材

インシュレーションボード→多孔質で音を吸収するため吸音材

シージングせっこうボード→耐水性を高めてあり、湿気の多い場所の壁下地材

として利用されます。

一方、花こう岩は高温によってひび割れや破損を起こすおそれがあり、耐火被覆材には適していません。したがって、「花こう岩――耐火被覆材」の組合せが最も不適当です。

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