二級建築士 過去問
平成29年(2017年)
問31 (学科2(建築法規) 問6)

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問題

二級建築士試験 平成29年(2017年) 問31(学科2(建築法規) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような平面を有する木造平家建ての倉庫の構造耐力上必要な軸組の長さを算定するに当たって、張り間方向と桁行方向における「壁を設け又は筋かいを入れた軸組の部分の長さに所定の倍率を乗じて得た長さの合計(構造耐力上有効な軸組の長さ)」の組合せとして、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 張り間方向:20m   桁行方向:42m
  • 張り間方向:24m   桁行方向:40m
  • 張り間方向:32m   桁行方向:18m
  • 張り間方向:36m   桁行方向:26m
  • 張り間方向:40m   桁行方向:24m

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

階数が2以上又は延べ面積が50㎡を超える木造の建築物において、構造耐力上有効な軸組の長さは、施行令第46条第4項、同項表1を参考に算出します。

施行令第46条第4項表1より、
木ずりを柱及び間柱の両面に打ち付けた壁を設けた軸組の倍率⇒1
木ずりを柱及び間柱の片面に打ち付けた壁を設けた軸組の倍率⇒0.5
厚さ4.5㎝で幅9.0㎝の木材の筋かいをたすき掛けに入れた軸組の倍率⇒4
厚さ4.5㎝で幅9.0㎝の木材の筋かいを入れた軸組の倍率⇒2

軸組の長さに倍率を乗じて、長さの合計を算出していきます。
張り間方向:2m×0.5×4ヶ所+2m×4×4ヶ所=36m
桁行方向:2m×1×4ヶ所+2m×2×4ヶ所+2m×0.5×2ヶ所=26m
となります。

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02

正解は4です。

各軸組の倍率は次の通りです。
木ずりを柱及び間柱の両面に打ち付けた壁を設けた軸組:1
木ずりを柱及び間柱の片面に打ち付けた壁を設けた軸組:0.5
厚さ4.5cmで幅9.0cmの木材の筋かいをたすき掛けに入れた軸組:4
厚さ4.5cmで幅9.0cmの木材の筋かいを入れた軸組:2

張り間方向と桁行方向それぞれの軸組部分の長さに上記の倍率を掛けていきます。
張り間方向は、2m × 4 × (0.5+4) で 36m
桁行方向は、2m × 4 × (1+2) + 2m × 2 × 0.5 で 26m
となります。

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03

正しい組合せは、「張り間方向:36m 桁行方向:26m」です。

構造耐力上有効な軸組の長さは、図に示されたそれぞれの軸組について、

軸組の実際の長さ×その軸組の倍率

を計算し、方向ごとに合計して求めます。

建築基準法施行令第46条第4項では、この問題に出てくる軸組の倍率は、次のようになります。

木ずりを片面に打ち付けた壁:0.5

木ずりを両面に打ち付けた壁:1

厚さ4.5cm・幅9cm以上の木材の筋かい:2

上記の筋かいをたすき掛けにしたもの:4

また、壁と筋かいを同じ軸組に併用した場合は、それぞれの倍率を足して計算します。

図では、すべての軸組1か所の長さは2mです。

張り間方向は、

木ずり片面+たすき掛け筋かい
=0.5+4
4.5倍

これが2mずつ4か所あるので、

2m×4か所×4.5
36m

となります。

桁行方向は、木ずり両面と1本筋かいを併用した2mの軸組が4か所あり、

1+2=3倍

2m×4か所×3=24m

さらに、木ずり片面の2mの軸組が2か所あるので、

2m×2か所×0.5=2m

したがって、

24m+2m=26m

となります。

選択肢4. 張り間方向:36m   桁行方向:26m

この組合せが適当です。

張り間方向は、

2m×4か所×(0.5+4)
=2×4×4.5
36m

です。

桁行方向では、木ずり両面と筋かいを併用した部分が4か所あります。

2m×4か所×(1+2)
24m

さらに、木ずり片面だけの部分が2か所あるため、

2m×2か所×0.5
2m

です。

したがって、

24+2=26m

となります。

まとめ

この問題では、図の記号ごとに軸組の倍率を正しく読み分け、同じ軸組に壁と筋かいがある場合は倍率を足すことがポイントです。

張り間方向は、

2m×4×(0.5+4)=36m

桁行方向は、

2m×4×(1+2)+2m×2×0.5=26m

となります。

したがって、正しい組合せは、

張り間方向:36m 桁行方向:26m

です。

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