二級建築士 過去問
平成29年(2017年)
問30 (学科2(建築法規) 問5)

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問題

二級建築士試験 平成29年(2017年) 問30(学科2(建築法規) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

準工業地域内において、図のような断面を有する住宅の1階の居室の開口部(幅1.5m、面積3.0m2)の「採光に有効な部分の面積」として、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 4.8m2
  • 6.3m2
  • 9.0m2
  • 11.0m2
  • 12.0m2

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

採光に有効な部分の面積は、実際の開口部面積に採光補正係数を掛けて求めます。
工業系用途地域の採光補正係数は、(D/H×8)ー1 です。

Dは、軒の先端から隣地境界線までの水平距離なので、3.5ー0.5 で 3 です。
Hは、軒先から対象の開口部の中心までの距離なので、5+1 で 6 です。

これを当てはめると、採光補正係数は 3 となり、開口部面積 3㎡ に掛けると 9㎡ となります。

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02

正解は3です。

①開口部の面積の算定を行います。
 設問より、開口部の面積は3.0㎡です。

②採光補正係数の算定を行います。
 施行令第20条第2項第二号より、準工業地域内においては、
 D/H×8.0-1.0
 の式で求めることができます。
  D=建築物の軒先端から隣地境界線までの水平距離
  H=建築物の軒先から対象開口部の中心までの垂直距離
 したがって、採光補正係数は、3/6×8.0-1.0=3.0 となります。

③採光に有効な部分の面積の算定を行います。
 開口部の面積×採光補正係数で求めることができるので、
 3.0㎡×3.0=9.0㎡ となります。

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03

正しいものは、「9.0m²」です。

採光に有効な部分の面積は、

開口部の面積×採光補正係数

で求めます。

この建築物は準工業地域にあるため、採光補正係数は、

D/H×8-1

で求めます。また、採光補正係数は3.0が上限です。これは現在の建築基準法施行令第20条でも同じです。

図からD=3.0m、H=6.0mなので、

3.0/6.0×8-1
=4-1
3.0

となります。

したがって、

3.0m²×3.0=9.0m²

です。

選択肢3. 9.0m2

この値が適当です。

図から、

D=3.5-0.5=3.0m

H=5.0+1.0=6.0m

です。

採光補正係数は、

3.0/6.0×8-1
3.0

となります。

したがって、採光に有効な部分の面積は、

3.0m²×3.0=9.0m²

です。

まとめ

この問題では、準工業地域の採光補正係数の計算方法がポイントです。

まず図から、

D=3.5-0.5=3.0m

H=5.0+1.0=6.0m

と求めます。

準工業地域では、

採光補正係数=D/H×8-1

なので、

3.0/6.0×8-1=3.0

となります。

最後に、

開口部面積3.0m²×採光補正係数3.0=9.0m²

となります。

なお、採光補正係数には3.0という上限があります。そのため、開口部面積が3.0m²である今回の問題では、採光に有効な部分の面積が9.0m²を超えることはありません。

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