二級建築士 過去問
令和8年(2026年)
問96 (学科4(建築施工) 問21)
問題文
設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
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二級建築士試験 令和8年(2026年) 問96(学科4(建築施工) 問21) (訂正依頼・報告はこちら)
設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 住宅用防災警報器は、天井面から下方0.15m以上、0.5m以内の位置にある壁の屋内に面する部分に取り付けた。
- 空気よりも軽い都市ガスのガス漏れ警報設備の検知器は、ガス燃焼器から水平距離8m以内、かつ、その下端が天井面から下方0.5m以内の位置となるように取り付けた。
- 給水管を切断するに当たり、管の断面が変形しないよう、かつ、管の軸線に対して直角に切断し、切り口は平滑に仕上げた。
- 屋内の排水横管の勾配は、管径が75mmであったので、1/100とした。
- コンクリート埋込みとなる分電盤の外箱は、型枠に取り付けた。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なものは「空気よりも軽い都市ガスのガス漏れ警報設備の検知器は、ガス燃焼器から水平距離8m以内、かつ、その下端が天井面から下方0.5m以内の位置となるように取り付けた。」です。
空気より軽い都市ガスは、漏れると天井付近にたまりやすい性質があります。
そのため、検知器はガス燃焼器から水平距離8m以内で、さらに検知器の下端が天井面から下方0.3m以内となる位置に設けます。
この記述では「0.5m以内」としているため、不適当です。
適当な記述です。
住宅用防災警報器を壁に取り付ける場合は、煙などを早く感知できるように、天井に近い位置に設置します。
壁面に設置する場合は、警報器の中心が、
天井面から下方0.15m以上、0.5m以内
となる位置に取り付けます。
したがって、この位置での取付けは適切です。
不適当な記述です。
都市ガスの多くは空気より軽いため、漏れたガスは上へ移動し、天井付近にたまります。
そのため、空気より軽いガスを検知する検知器は、
ガス燃焼器から水平距離8m以内
かつ、
検知器の下端が天井面から下方0.3m以内
となる位置に設置します。
この記述の「0.5m以内」は天井から離れすぎています。
適当な記述です。
給水管を斜めに切ったり、切断するときに管をつぶしたりすると、継手との接続が悪くなり、水漏れの原因になることがあります。
そのため、給水管は、
管の断面を変形させない
管の軸線に対して直角に切断する
切り口を平滑に仕上げる
ことが基本です。
適当な記述です。
排水横管には、排水が自然に流れるように適切な勾配を設けます。
管径75mmの屋内排水横管では、最小勾配は1/100です。
1/100とは、水平方向に100進む間に1下がる勾配という意味です。
したがって、この記述は適切です。
適当な記述です。
分電盤の外箱をコンクリートに埋め込む場合は、コンクリートを打ち込む前に、所定の位置へ外箱を固定しておく必要があります。
そのため、外箱を型枠に取り付けて固定したうえで、コンクリートを打ち込みます。
打込み時に外箱が動いたり変形したりしないよう、確実に固定することが重要です。
この問題では、設備ごとの取付け位置や配管施工の基準となる数値を正しく覚えているかがポイントです。
住宅用防災警報器を壁面に設置する場合は、天井面から0.15m以上、0.5m以内の範囲に取り付けます。
一方、空気より軽い都市ガスの検知器は、
ガス燃焼器から水平距離8m以内
検知器の下端が天井面から下方0.3m以内
とします。
特に、住宅用防災警報器の「0.5m」と、都市ガス検知器の「0.3m」を混同しないことが大切です。
また、管径75mmの屋内排水横管の最小勾配は1/100です。
したがって、「空気より軽い都市ガスの検知器の下端を、天井面から下方0.5m以内とした。」という記述が最も不適当です。
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