二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問94 (学科4(建築施工) 問19)

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問題

二級建築士試験 令和7年(2025年) 問94(学科4(建築施工) 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

塗装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 木部のクリヤラッカー塗りの下塗りには、ジンクリッチプライマーを用いた。
  • オイルステイン塗りの色調の調整は、所定のシンナーによって行った。
  • 屋外の鉄鋼面における中塗り及び上塗りは、アクリルシリコン樹脂エナメル塗りとした。
  • 屋内のせっこうボード面における中塗り及び上塗りは、合成樹脂エマルションペイント塗りとした。
  • 冬期におけるコンクリート面への塗装において、コンクリート素地の材齢による乾燥期間の目安を、28日間とした。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下のとおりです。ジンクリッチプライマーとは、亜鉛粉末を多量に含むさび止め塗料のことです。 主に鉄鋼面の防錆目的で使用され、木部には使用しません。「材料と下地の組み合わせが適切かどうか」を判断できれば正解にたどり着けます。では問題をみてみましょう。
 

選択肢1. 木部のクリヤラッカー塗りの下塗りには、ジンクリッチプライマーを用いた。

ジンクリッチプライマーは鉄鋼面の防錆用下塗り材です。木部に使用するものではありません。

選択肢2. オイルステイン塗りの色調の調整は、所定のシンナーによって行った。

オイルステインは油性の着色剤であり、指定されたシンナーで濃度や色調を調整します。したがって、これは適当です。
 

選択肢3. 屋外の鉄鋼面における中塗り及び上塗りは、アクリルシリコン樹脂エナメル塗りとした。

アクリルシリコン樹脂塗料は、耐候性・耐久性に優れ、屋外鉄部の仕上げに広く用いられます。したがって、これは適当です。

選択肢4. 屋内のせっこうボード面における中塗り及び上塗りは、合成樹脂エマルションペイント塗りとした。

合成樹脂エマルションペイントは、水性で施工性がよく、内装壁面によく使用されます。よって、これは適当です。
 

選択肢5. 冬期におけるコンクリート面への塗装において、コンクリート素地の材齢による乾燥期間の目安を、28日間とした。

冬期におけるコンクリート面への塗装では、コンクリート素地の材齢や乾燥状態に注意が必要です。コンクリートは十分に乾燥していないと、付着不良や膨れの原因になります。したがって、この考え方は適当です。
 

まとめ

この問題は、「下地と塗料の適合性」を問う典型的な出題です。特に重要なのは次の点です。

 ・ジンクリッチプライマーは鉄鋼面用の防錆塗料
 ・木部・鉄部・コンクリート面それぞれに適した塗料がある

塗装工事ではどの下地に、どの塗料を使うのかという組み合わせ問題が頻出です。用途と性能の関係を整理して覚えておきましょう。
 

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