二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問80 (学科4(建築施工) 問5)

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問題

二級建築士試験 令和7年(2025年) 問80(学科4(建築施工) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 単管足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向5.0m、水平方向5.5mとした。
  • くさび緊結式足場については、建地の間隔を1.8mとし、建地間の最大積載荷重を500kgと表示した。
  • 架設通路を設けるに当たって、勾配が30度を超えるので、階段を設置した。
  • 枠組足場の水平材を、最上層及び5層以内ごとに設けた。
  • はしご道のはしごの上端を、床から80cm突出させた。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは、足場の構造基準と表示義務の正確な理解です。
特に重要なのは次の点です。

 ・単管足場の壁つなぎ間隔
 ・くさび緊結式足場の建地間隔と積載荷重の考え方
 ・架設通路の勾配基準
 ・枠組足場の水平材の設置間隔
 ・はしごの突出長さ

数値だけでなく「表示内容が適切かどうか」まで判断できるかがポイントです。では各選択肢を確認します。
 

選択肢1. 単管足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向5.0m、水平方向5.5mとした。

単管足場の壁つなぎ間隔は、

 ・ 垂直方向:5m以下
 ・水平方向:5.5m以下

とされており、基準内です。

選択肢2. くさび緊結式足場については、建地の間隔を1.8mとし、建地間の最大積載荷重を500kgと表示した。

くさび緊結式足場では、作業床の積載荷重は単位面積当たりで表示するのが原則です。この表示は、面積当たりの積載荷重ではなく、表示方法として不適切です。

選択肢3. 架設通路を設けるに当たって、勾配が30度を超えるので、階段を設置した。

架設通路は、勾配が30度を超える場合には階段を設けます。

選択肢4. 枠組足場の水平材を、最上層及び5層以内ごとに設けた。

枠組足場では、水平材は最上層および一定間隔ごとに設置します。本肢の内容は基準に適合しています。

選択肢5. はしご道のはしごの上端を、床から80cm突出させた。

はしごは上端を床から60cm以上突出させる必要があります。80cmは基準を満たしています。

 

まとめ

仮設工事では、単なる数値暗記だけでなく、どのように表示・管理するかまで問われることがあります。特に重要なのは次の点です。

 ・積載荷重は「面積当たり」で表示する
 ・架設通路は30度超で階段
 ・はしごは60cm以上突出

表示方法の誤りはひっかけ問題として出題されやすいため、数値とあわせて理解しておきましょう。
 

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