二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問75 (学科3(建築構造) 問25)

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問題

二級建築士試験 令和7年(2025年) 問75(学科3(建築構造) 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • テラコッタは、大型のタイルの一種であり、装飾用の外装材として用いられる。
  • パーティクルボードは、木材の小片と接着剤とを混合して加熱圧縮成形したものである。
  • 顔料系ステインは、染料系ステインよりも耐候性に優れている。
  • 発泡プラスチック系断熱材は、樹脂の中に微細な独立空気泡を閉じ込めることによって断熱効果を発揮するものであるが、一般に、繊維系断熱材と比べて断熱性に劣っている。
  • 外壁等に使用する薄付け仕上塗材(リシン等)は、塗厚を1~3mm程度の単層で仕上げるものであり、防水性に劣っている。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは「断熱材の種類と断熱性能の比較」です。発泡プラスチック系断熱材は、内部に微細な独立気泡をもつことで高い断熱性を発揮します。では問題をみてみましょう。
 

選択肢1. テラコッタは、大型のタイルの一種であり、装飾用の外装材として用いられる。

テラコッタは、粘土を焼成した大型の陶製部材で、外壁装飾や外装パネルとして用いられます。特に欧米の歴史的建築物でも多用されてきました。
 

選択肢2. パーティクルボードは、木材の小片と接着剤とを混合して加熱圧縮成形したものである。

パーティクルボードは、木材の小片(パーティクル)に接着剤を加え、加熱圧縮して成形した木質ボードです。家具の芯材や下地材として広く用いられます。
 

選択肢3. 顔料系ステインは、染料系ステインよりも耐候性に優れている。

顔料系ステインは、塗膜中に顔料を含むため紫外線を遮りやすく、一般に染料系ステインより耐候性に優れています。

選択肢4. 発泡プラスチック系断熱材は、樹脂の中に微細な独立空気泡を閉じ込めることによって断熱効果を発揮するものであるが、一般に、繊維系断熱材と比べて断熱性に劣っている。

発泡プラスチック系断熱材は、樹脂の中に微細な独立空気泡を閉じ込めることで熱伝導を抑え、高い断熱性能を発揮します。代表例としては、押出法ポリスチレンフォームなどがあります。
一般に、繊維系断熱材(グラスウールなど)よりも熱伝導率が小さく、断熱性は高いのが特徴です。

選択肢5. 外壁等に使用する薄付け仕上塗材(リシン等)は、塗厚を1~3mm程度の単層で仕上げるものであり、防水性に劣っている。

薄付け仕上塗材(リシンなど)は、1~3mm程度の薄い単層仕上げで、主に意匠性を目的とした外装仕上げ材です。防水性は高くなく、防水性能を確保するには別途防水層や下地処理が必要です。

まとめ

断熱材は「発泡プラスチック系」と「繊維系」に大別され、一般に発泡プラスチック系のほうが断熱性能は高いという点が重要です。建築材料の問題では、「材料の製造方法」「性能比較」「用途」の3点が頻出です。特に断熱材の種類と特徴は繰り返し出題されるため、性能の優劣関係を整理して覚えておきましょう。
 

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