二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問60 (学科3(建築構造) 問10)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問60(学科3(建築構造) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 雨押え ――― 下屋と外壁の立上りの取合い、開口部の上枠、屋根面からの突出部分の取いなどにおいて、雨水の浸入を防ぐための部材
- 折置組 ――― 側柱の頂部に小屋梁をのせ、その上に軒桁を取り付けて組む形式
- 鼻母屋 ――― 母屋(もや)のうち軒の上にあるもの
- 木割り ――― 木造建築物の部材の大きさの比例関係を定めたルール
- 側桁 ――― 階段の踏板を下側から支えるために、上端を段形に加工し、上下の階に架け渡す部材
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で覚えておくポイントは木造建築物の各部材の名称と、その位置・役割の正確な理解です。
特に、似た名称でも「屋根まわり」「軸組」「階段」など、どの部分の用語なのかを整理しておくことが重要です。つまり、「その用語がどの部位の説明か」を判断できれば正解を導けます。では問題をみてみましょう。
雨押え(あまおさえ)は、下屋と外壁の取合い部、開口部の上部、屋根からの突出部などに設け、雨水の浸入を防ぐ部材です。
いわゆる板金などで納まりを処理する部分であり、説明は適切です。
折置組(おりおきぐみ)とは、側柱の上に小屋梁を直接のせ、その上に軒桁を取り付ける構法です。
伝統的な軸組工法の一形式であり、説明は正しい内容です。
鼻母屋(はなもや)とは、母屋のうち、軒先側に位置する母屋のことです。
説明の「母屋のうち軒の上にあるもの」という内容は概ね妥当であり、不適当とはいえません。
木割り(きわり)とは、柱径や梁成など、木造建築物の部材寸法の比例関係を定めた設計上の基準・ルールのことです。
伝統建築で重要な考え方であり、説明は正しいです。
側桁(がわげた)は、階段の両側に取り付けられ、踏板を支える部材です。
しかし、選択肢では「階段の踏板を下側から支えるために、上端を段形に加工し、上下の階に架け渡す部材」と説明されています。
この説明は、一般にささら桁(段桁)の説明であり、不適当です。
木造建築物の用語問題は、「部材の位置」と「役割」を正確に押さえているかが問われます。
特に、階段の側桁とささら桁の違い、屋根まわりの母屋・鼻母屋・軒桁などは頻出です。
名称だけで覚えるのではなく、「どの部分にあり、何を支えているのか」をセットで整理しておきましょう。
このような基本用語の問題は繰り返し出題されるため、確実に得点できるようにしておくことが重要です。
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