二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問25 (学科1(建築計画) 問25)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問25(学科1(建築計画) 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
- インテリアゾーンは、建築物の平面において外壁からの熱的影響を受ける領域であり、一般に、外壁から3~6mまでの範囲を指す。
- デシカント空調方式は、従来の冷却除湿方式に比べて、潜熱のみを効率よく除去することができる。
- 全熱交換器は、空調された室内空気の排気に含まれる顕熱と潜熱を回収して、室内に供給する外気にその熱を与える装置である。
- HEMSは、家庭でのエネルギー使用状況を端末等に表示し、省エネルギーを支援するシステムである。
- ZEHは、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ又はマイナスとすることを目指した住宅である。
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この過去問の解説 (2件)
01
解説は以下の通りです。
正解(最も不適当な記述)です。
外壁の近くは、日射や外気温の変化の影響を受けやすく、冷暖房の負荷が大きくなりがちです。
この外壁近くの範囲は一般にペリメータゾーンと呼びます。
一方、インテリアゾーンは外壁や窓から離れた室内の中央部で、外の影響を受けにくい領域です。
デシカント空調は、乾燥材(吸湿材)で空気中の水分を吸い取り、湿気(=潜熱の原因)を中心に処理しやすい方式です。
冷やして結露させる除湿より、湿気だけを狙って取りやすいです。
全熱交換器は、捨てる空気(排気)が持っている温度の熱(顕熱)と湿気に関わる熱(潜熱)を、取り入れる外気側へ移して、外気負荷を減らす考え方です。
HEMSは家庭の電気などの使い方を見える化して、無駄を減らす行動につなげる仕組みです。
ZEHは、高断熱化や高効率設備で使うエネルギーを減らし、太陽光発電なども使って、1年間の一次エネルギー収支を実質ゼロ以下に近づける住宅です。
この問題のポイントは、外壁まわりの空間区分です。
外壁の近くで外気や日射の影響を受けやすいのはペリメータゾーンで、外壁から離れて影響を受けにくい中央部がインテリアゾーンです。
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02
解説は以下の通りになります。
インテリアゾーンとは、窓や外壁から離れ、
外気や日射の影響を受けにくい室内中央のエリアのことを言います。
ペリメーターゾーンとは、窓や外壁から3~6mの範囲で
外気や日射の影響を受けやすい室内外周部のエリアのことを言います。
したがって、この記述は誤りです。
デシカント空調とは、乾燥材(デシカント)を用いて空気中の水分(潜熱)を
直接吸着・除去し、除湿と冷却を個別に行う高効率な空調システムです。
したがって、この記述は正しいです。
全熱交換器とは、室内空気の温度(顕熱)と湿度(潜熱)を給気側に移すことで、
冷凍機やボイラーの熱源機器の負荷を軽減し容量を低減できます。
したがって、この記述は正しいです。
HEMS(Home Energy Management System)は、
家庭内のエネルギー(電気・ガスなど)を「見える化」し、家電や太陽光・蓄電池を
自動制御して省エネと快適性を実現するシステムです。
したがって、この記述は正しいです。
ZEH(net Zero Energy House)は、高い断熱性能と省エネ設備、太陽光発電などを
組み合わせて、年間の一次エネルギー消費量の収支を実質ゼロ以下にする住宅です。
したがって、この記述は正しいです。
環境・省エネルギー等に関する問題では様々な用語が出てくるので
正しく覚えておかないと問題を解くことができません。
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