二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問4 (学科1(建築計画) 問4)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問4(学科1(建築計画) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 開口部に風圧力が作用したときの換気量は、外部風速と開口条件が一定の場合、風上側と風下側の風圧係数の差の平方根に比例する。
- 開放型燃焼器具に対する必要換気量は、一般に、燃料消費量に対する理論廃ガス量の40倍である。
- 空気齢が小さいほど、空気の新鮮度は高い。
- 定常状態で室内の汚染質の発生量が同じ場合、その室の容積の大小によって必要換気量は変化する。
- 第3種機械換気方式は、自然給気と機械排気による換気方式で、室内を負圧に維持するものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題のポイントは、定常状態と室容積の関係です。
風で換気が起こるとき、換気量は基本的に圧力差の平方根に比例します。
風上側と風下側では壁にかかる圧力が違い、その差は風圧係数の差で表せます。
外部風速と開口条件が一定なら、換気量は風圧係数差の平方根で大小が決まる、という内容です。
開放型燃焼器具は、燃焼でできたガスが室内に出やすいので、十分な換気が必要です。
その目安として、必要換気量は一般に理論廃ガス量の40倍と扱われます。
空気齢は、その場所の空気が「外の新しい空気に入れ替わるまでの時間の長さ」のイメージです。
値が小さいほど早く新しい空気が届くので、新鮮度が高いと考えます。
正解(最も不適当な記述)です。
定常状態では、室内の濃度は「発生で増える量」と「換気で出ていく量」がつり合っています。
必要換気量は主に、汚染質の発生量と、室内で許される濃度(許容濃度)、外気の濃度で決まります。
室の容積は、定常状態に達するまでの時間(早く濃くなるか、ゆっくり濃くなるか)には影響しますが、定常状態で必要な換気量そのものを決める主役ではありません。
第3種は、給気は自然(給気口などから入る)、排気は機械(換気扇で出す)という方式です。
排気を機械で引っぱるため室内が負圧になりやすく、外から空気が入り込む流れを作れます。
・定常状態の必要換気量は、基本的に発生量と許容濃度などで決まります。
・室容積は、濃度が上がっていく速さや、落ち着くまでの時間に効きます。
「定常状態なら、必要換気量は容積ではなく発生量と濃度で決まる」と整理しておくと、同じタイプの問題で迷いにくくなります。
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02
この問題は何に何が関係するかを覚えておくことが大切です。
風上と風下の風圧係数差が大きいほど換気量は増加し、その差の平方根に比例する
したがって、この記述は正しいです。
また今回は正しい文章でしたが
換気の問題では「~差の平方根に比例する」という文章を「~差のに比例する」と書き換えられることが多いのでしっかり覚えておきましょう。
開放型燃焼器具(ガスコンロ等)は室内空気を燃焼に使用するため、燃焼ガスを十分に排出する必要があります。
その目安として、必要換気量は理論廃ガス量の40倍とされています。
したがって、この記述は正しいです。
空気齢とは、「外気が室内に入ってから経過した時間」を表します。
空気齢が小さい → 入ったばかりの空気
空気齢が大きい → 長く滞留した空気
したがって、この記述は正しいです。
必要換気量は以下の式で決まります。
Q=K/(Pi-Po)
・Q:必要換気量
・K:汚染物質の発生量
・Pi:室内のCO₂濃度
・Po:室外のCO₂濃度
室容量には依存しない
したがって、この記述は誤りです。
したがって、この記述は正しい。
この問題は、必要換気量の公式を理解していれば解くことができます。
さらに、計算問題として出題されることもあるため、公式はしっかり覚えておくことが重要です。
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