二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問2 (学科1(建築計画) 問2)

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問題

二級建築士試験 令和7年(2025年) 問2(学科1(建築計画) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

歴史的な建築物とその特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • フィレンツェ大聖堂(フィレンツェ)は、二重殻の大ドームを特徴としたルネサンス建築である。
  • ミラノ大聖堂(ミラノ)は、多数の小尖塔のある外観を特徴としたバロック建築である。
  • ピサ大聖堂(ピサ)は、ラテン十字形のプランをもち、交差部に楕円形のドームを架けたロマネスク建築である。
  • ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール)は、ペンデンティヴドームを用いた大空間を特徴としたビザンチン建築である。
  • ノートルダム大聖堂(パリ)は、フライングバットレスや双塔形式の正面を特徴とした初期ゴシック建築である。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は「建物の見た目の特徴」と「建築様式」の組み合わせが合っているかを見分ける問題です。

選択肢1. フィレンツェ大聖堂(フィレンツェ)は、二重殻の大ドームを特徴としたルネサンス建築である。

フィレンツェ大聖堂のドーム(ブルネレスキのドーム)は、内側と外側の二重の殻(シェル)でできていることが大きな特徴です。

ルネサンス期の代表例として扱われます。

選択肢2. ミラノ大聖堂(ミラノ)は、多数の小尖塔のある外観を特徴としたバロック建築である。

正解(最も不適当な記述)です。

小尖塔が多い外観という点はイメージに合いますが、様式が違います。

ミラノ大聖堂は、尖った形や高い垂直感が目立つゴシック建築の大聖堂です。

バロック建築の代表のような「曲線的で動きのある形」「大きなドーム中心」といった方向とは一致しません。

選択肢3. ピサ大聖堂(ピサ)は、ラテン十字形のプランをもち、交差部に楕円形のドームを架けたロマネスク建築である。

ピサ大聖堂はロマネスク建築の代表で、平面は現在はラテン十字形と説明されます。

また交差部のドームが楕円形であることも触れられています。

選択肢4. ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール)は、ペンデンティヴドームを用いた大空間を特徴としたビザンチン建築である。

ハギア・ソフィアは、四角い空間の上に丸いドームをのせるためのペンデンティヴを使い、大きなドーム空間をつくったことで有名です。

ビザンチン建築の代表として扱われます。

選択肢5. ノートルダム大聖堂(パリ)は、フライングバットレスや双塔形式の正面を特徴とした初期ゴシック建築である。

ノートルダム大聖堂は、外側に張り出した支えであるフライングバットレスが発達した大聖堂として知られます。

また西正面に2つの塔(双塔)が並ぶ構成も特徴です。

まとめ

ミラノ大聖堂は小尖塔が多くて派手に見えるため、別の様式と混同しやすいですが、押さえるべきポイントは尖塔が多い=ゴシックの特徴ということです。

建物名と様式はセットで覚えると取り違えにくくなります。

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