二級建築士 過去問
令和2年(2020年)
問99 (学科4(建築施工) 問24)

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問題

二級建築士試験 令和2年(2020年) 問99(学科4(建築施工) 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 工事費は、工事価格に消費税等相当額を合わせたものをいう。
  • 一般管理費等には、現場管理費は含まれない。
  • 直接工事費には、直接仮設及び下請経費は含まれない。
  • 共通仮設費には、現場事務所などの施設に要する仮設建物費が含まれる。
  • 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問の内容は正しいです。

2→設問の内容は正しいです。

一般管理費等には、現場管理費は含まれません。

3→直接工事費には直接仮設及び諸経費が含まれます。

よって設問の内容は誤りです。

4→設問の内容は正しいです。

共通仮設とは複数の工事種目に共通して使用する総合的な仮設のことです。

現場事務所などの仮設建物費も含まれます。

5→設問の内容は正しいです。

直接仮設とは工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設のことです。

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02

正解は3です。

最も不適当なものを選びます。

1. 記述は正しいです。

 工事費は、工事価格に消費税等相当額を合わせたものをいいます。

2. 記述は正しいです。

 一般管理費等には、現場管理費は含まれません。

3. 記述は誤りです。

 直接工事費は、工事目的物の造るために直接必要とする費用で、「直接仮設」及び「下請経費」も含まれます。

4. 記述は正しいです。

 共通仮設費には、現場事務所などの施設に要する仮設建物費が含まれます。

5. 記述は正しいです。

 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいいます。

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03

建築積算に関する記述のうち、誤っているものを選びます。

選択肢1. 工事費は、工事価格に消費税等相当額を合わせたものをいう。

国交省が出している、公共建築工事積算基準等資料でも、工事費は工事価格と消費税等相当額合わせたものとなっています。

よって、設問の記述は正しいです。

選択肢2. 一般管理費等には、現場管理費は含まれない。

現場管理費は工事原価に含まれ、一般管理費等には含まれません。

よって、設問の記述は正しいです。

選択肢3. 直接工事費には、直接仮設及び下請経費は含まれない。

直接工事費とは、材料費や人件費、工事に必要な水道光熱費など、建設工事に必要な費用のことで、

直接仮設や下請経費は直接工事費に含まれます。

よって、設問の記述は誤りです。

選択肢4. 共通仮設費には、現場事務所などの施設に要する仮設建物費が含まれる。

共通仮設費とは、工事に直接かかわらないが、工事を安全に円滑に進めるために必要な仮設工事費のことです。

例えば、現場事務所、仮設トイレなどが含まれます。

よって、設問の記述は正しいです。

選択肢5. 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいう。

直接仮設とは、工事に直接かかわる仮設工事のことで、

例えば、仮設足場やゴンドラなど、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設です。

よって、設問の記述は正しいです。

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