二級建築士 過去問
令和元年(2019年)
問95 (学科4(建築施工) 問20)

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 問95(学科4(建築施工) 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 木製建具の保管に当たり、障子は平積みとし、フラッシュ戸は立てかけとした。
  • 高さが2.0 mの木製開き戸を取り付けるに当たり、木製建具用丁番を3枚使用した。
  • 外部に面したアルミニウム製建具に複層ガラスをはめ込むに当たり、下端のガラス溝に径6mmの水抜き孔を3箇所設けた。
  • 洗面室にビニル床シートを張り付けるに当たり、ウレタン樹脂系の接着剤を使用した。
  • 床にフローリングを張るに当たり、室の中心部から割付けを行い、壁際で寸法調整をした。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 不適当な記述です。
フラッシュ戸は、変形を避けるため平積みで保管します。障子、ふすま、アルミサッシは立てかけて保管します。

2. 正しい記述です。
高さが2.0 m以上の木製開き戸を取り付けるには、木製建具用丁番を3枚使用します。

3. 正しい記述です。
外部に面したアルミニウム製建具に複層ガラス、合わせガラス、網入りガラス、線入りガラスをはめ込むに当たり、下端のガラス溝には、径6mmの水抜き孔を2箇所以上設けます。

4. 正しい記述です。
洗面室にビニル床シートを張り付ける際は、ウレタン樹脂系の接着剤を用います。

5. 正しい記述です。
フローリングの割付けは、室の中心部から行い、壁際で寸法調整をします。

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02

1. 記述は誤りです
 建具の保管で、障子や襖・サッシ・ガラスは立てかけ保管とします。
フラッシュ戸は平積みとします。

2. 記述は正しいです
 高さのある木製建具には、丁番を3枚取り付けます。
丁番を3枚取り付けることで、負担力を軽減出来ますし、建具の反りを防ぐ効果もあります。

3. 記述は正しいです
 複層ガラスの枠下端に排水用の水抜孔を設けます。
複層ガラスの間の空気が結露してしまいますので、水抜孔は必要となります。

4. 記述は正しいです
 水掛り部分に接着施工をする場合は、耐水性の高いウレタン樹脂系やエポキシ樹脂系の接着剤を用いて施行します。

5. 記述は正しいです
 床の仕上げ材の割り付けは、センター部分を基準にします。
寸法調整をする際は、建具廻りですることは避けて壁際で調整するようにします。

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03

最も不適当なのは、「木製建具の保管に当たり、障子は平積みとし、フラッシュ戸は立てかけとした。」という記述です。

木製建具を保管するときは、障子やふすまは立てかけ、フラッシュ戸は平積みとするのが基本です。

この記述では、障子とフラッシュ戸の保管方法が逆になっています。

選択肢1. 木製建具の保管に当たり、障子は平積みとし、フラッシュ戸は立てかけとした。

この記述は不適当です。

障子やふすまは、種類ごとにまとめて立てかけて保管します。

一方、フラッシュ戸は、立てかけると反りなどの変形が生じるおそれがあるため、平積みにして保管します。

したがって、正しくは、

障子=立てかけ

フラッシュ戸=平積み

です。

この記述は、両者の保管方法が逆になっています。

選択肢2. 高さが2.0 mの木製開き戸を取り付けるに当たり、木製建具用丁番を3枚使用した。

この記述は適切です。

開き戸は、丁番で扉の重さを支えながら開閉します。

木製建具では、扉が高くなるほど丁番にかかる負担が大きくなるため、必要な枚数を増やします。

高さ2.0m以上2.4m以下の木製開き戸では、丁番を3枚使用します。

したがって、高さ2.0mの開き戸に丁番を3枚使用したことは適切です。

選択肢3. 外部に面したアルミニウム製建具に複層ガラスをはめ込むに当たり、下端のガラス溝に径6mmの水抜き孔を3箇所設けた。

この記述は適切です。

外部に面する建具では、雨水などがガラス溝に入ることがあるため、水を外へ排出できるようにします。

複層ガラスを取り付ける場合、下端のガラス溝には、径6mm以上の水抜き孔を2箇所以上設けます。

この記述では、径6mmの孔を3箇所設けているため、必要な条件を満たしています。

選択肢4. 洗面室にビニル床シートを張り付けるに当たり、ウレタン樹脂系の接着剤を使用した。

この記述は適切です。

洗面室は、水や湿気の影響を受けやすい場所です。

このような場所でビニル床シートを張る場合は、水や湿気に強いウレタン樹脂系またはエポキシ樹脂系の接着剤を使用できます。

したがって、洗面室でウレタン樹脂系接着剤を使用したことは適切です。

選択肢5. 床にフローリングを張るに当たり、室の中心部から割付けを行い、壁際で寸法調整をした。

この記述は適切です。

フローリングは、仕上がりが左右で大きく偏らないように配置する必要があります。

そのため、基本的には室の中心部から割付けを行い、端部の寸法調整は壁際で行います

こうすることで、目につきやすい室の中央部分をきれいに仕上げることができます。

まとめ

この問題では、建具・ガラス・内装工事について、材料の保管方法や施工上の基本的な決まりを理解することがポイントです。

特に木製建具の保管方法は、

障子・ふすま=立てかけ

フラッシュ戸=平積み

と区別して覚えておくことが重要です。

また、

高さ2.0mの木製開き戸=丁番3枚

外部建具の複層ガラス=径6mm以上の水抜き孔を2箇所以上

洗面室のビニル床シート=ウレタン樹脂系接着剤を使用できる

フローリング=室の中心から割り付け、壁際で寸法調整

という点もあわせて整理しておくとよいです。

したがって、障子を平積み、フラッシュ戸を立てかけとしている記述が最も不適当です。

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