二級建築士 過去問
令和元年(2019年)
問76 (学科4(建築施工) 問1)

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 問76(学科4(建築施工) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

工程の計画と管理に関する次の用語のうち、ネットワーク手法に最も関係の少ないものはどれか。
  • ダミー
  • アクティビティ(作業)
  • フリーフロート
  • ガントチャート
  • クリティカルパス

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正しい用語です。
ダミーは、ある作業が終わらないと次の工程に進めないという場合に使うものです。

2. 正しい用語です。
アクティビティは作業のことで、かかる日数を記入します。

3. 正しい用語です。
フリーフロートとは、その後の作業に影響しない条件で、出てくる余裕の日数のことです。他のパスに工程が多かったり、日数がかかっている場合に出てくる余裕です。

4. 最も関係の少ない用語です。
ガントチャートは縦軸に工程が書かれていて、工程管理がし易い表です。

5. 正しい用語です。
クリティカルパスは、作業開始から終了まで、最長の日数をたどったパスです。

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02

 工程管理に関する用語の設問になります。建築現場の基礎なので確認しましょう。

1. 用語は正しいです
 ダミーは、工程の順番を示すもので、何かしらの作業や時間を示すわけではありません。

2. 用語は正しいです
 アクティビティは、作業とその時間を矢印で示したものです。

3. 用語は正しいです
 フリーフロートは、ある作業の全期間が次の作業を最速で始めても、自由時間のある状態のことを言います。

4. 用語は誤りです
 ガントチャートは、ガントというアメリカ人が考案した工程表です。
横軸に工期、縦軸に作業名を書いて、工期がわかりやすいのが特徴です。

5. 用語は正しいです
 クリティカルパスは、重複している作業・工程の中で本流となる工程の事です。
クリティカルパスを中心に、付随する作業が枝分かれしていきます。

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03

最も関係が少ないものは、「ガントチャート」です。

ネットワーク手法では、作業どうしの順序やつながりを矢印などで表し、工期に影響する重要な作業を見つけます。

そのため、ダミー、アクティビティ、フリーフロート、クリティカルパスはネットワーク工程表で使われる用語です。

一方、ガントチャートは、作業の予定期間を横棒で表す工程表であり、ネットワーク手法そのものの用語ではありません。

選択肢1. ダミー

この用語は、ネットワーク手法と関係があります。

ダミーは、作業そのものではなく、作業どうしの順序やつながりを正しく表すために設ける仮の矢線です。

実際の作業時間はなく、所要時間は0として扱います。

ネットワーク工程表で作業の前後関係を正しく示すために使われます。

選択肢2. アクティビティ(作業)

この用語は、ネットワーク手法と関係があります。

アクティビティとは、工事を進めるために必要な一つ一つの作業をいいます。

たとえば、「型枠を組む」「鉄筋を組む」「コンクリートを打つ」といった作業がアクティビティに当たります。

ネットワーク工程表では、これらの作業をつないで全体の工程を表します。

選択肢3. フリーフロート

この用語は、ネットワーク手法と関係があります。

フリーフロートとは、ある作業を遅らせても、直後の作業の開始時刻に影響を与えない範囲で使える余裕時間です。

工程にどの程度の余裕があるかを判断するときに使います。

選択肢4. ガントチャート

この用語が、ネットワーク手法と最も関係が少ないものです。

ガントチャートは、縦方向に作業名を並べ、横方向に時間を取り、各作業の期間を横棒で表す工程表です。

作業の開始時期や終了時期を見やすく示せますが、ネットワーク工程表のように、作業どうしの前後関係やクリティカルパスを直接表す方法ではありません。

したがって、この中ではネットワーク手法との関係が最も少ない用語です。

選択肢5. クリティカルパス

この用語は、ネットワーク手法と強く関係があります。

クリティカルパスとは、ネットワーク工程表の中で、全体の工期を決める最も重要な作業経路です。

クリティカルパス上の作業が遅れると、原則として工事全体の完成も遅れます。

そのため、工程管理では特に注意して管理する必要があります。

まとめ

この問題では、ネットワーク工程表で使われる用語かどうかを見分けることがポイントです。

ネットワーク手法では、

ダミー=作業の順序を示す仮の矢線

アクティビティ=一つ一つの作業

フリーフロート=後続作業に影響しない余裕時間

クリティカルパス=全体工期を決める重要な経路

などを使います。

これに対して、ガントチャートは横棒で作業期間を示す別の工程表です。

したがって、ネットワーク手法に最も関係が少ないものは、「ガントチャート」です。

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