二級建築士 過去問
平成30年(2018年)
問51 (学科3(建築構造) 問1)

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問題

二級建築士試験 平成30年(2018年) 問51(学科3(建築構造) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような断面におけるX軸に関する断面二次モーメントの値として、正しいものは、次のうちどれか。
問題文の画像
  • 251.5cm4
  • 433.0cm4
  • 540.0cm4
  • 796.0cm4
  • 978.0cm4

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。


断面二次モーメントの公式はBH^3/12になります。

この断面(B:横の長さ×H:縦の長さ)の場合の考え方は、
12㎝×12㎝の断面から3㎝×10㎝を二つと3㎝×12㎝の断面を引いて求めます。

Ix= 12㎝ × 12㎝ × 12㎝ × 12㎝/12
    −(3㎝ × 10㎝ × 10㎝ × 10㎝/12) × 2 − 3㎝ × 12㎝ × 12㎝ × 12㎝/12
  = 1728 − 500 − 432
  = 796.0 ㎝⁴

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02

 断面二次モーメントを求めます。

• (12㎝ × 12㎝の断面二次モーメント) − (控除部分の断面二次モーメントの和)
  を求めます。

  12 × 12^3 / 12 - ( 3 × 10^3 / 12 ) × 2 - 3 × 12^3 / 12
  = 1,728 - 500 - 432
  = 796

 したがって、 4.796.0 ㎝⁴  が正解になります。

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03

正しい値は、796.0cm⁴です。

断面二次モーメントは、長方形について

I=bh³/12

で求めます。

この図形は、12cm×12cmの大きな正方形から、中央の空いている3つの長方形を差し引いた形として考えると計算しやすくなります。図のX軸は各長方形の中央を通っているので、平行軸の定理を使わず、そのまま各長方形の断面二次モーメントを引くことができます。公式の問題図でも、全体の高さ・幅は12cmで示されています。

計算すると、

12×12³/12-2×(3×10³/12)-3×12³/12

=1,728-500-432

796.0cm⁴

となります。

選択肢4. 796.0cm4

この値が適当です。

外側全体の断面二次モーメントは、

12×12³/12
1,728cm⁴

です。

次に、3cm×10cmの空いている部分が2つあるので、

3×10³/12
=250cm⁴

250×2
500cm⁴

を引きます。

さらに、3cm×12cmの空いている部分について、

3×12³/12
432cm⁴

を引きます。

したがって、

1,728-500-432
796.0cm⁴

となります。

まとめ

この問題では、複雑な断面を「大きな図形-空いている部分」として考えることがポイントです。

長方形のX軸まわりの断面二次モーメントは、

I=bh³/12

です。

今回の断面では、

全体:
12×12³/12=1,728cm⁴

3cm×10cmの空白2か所:
2×3×10³/12=500cm⁴

3cm×12cmの空白:
3×12³/12=432cm⁴

したがって、

I=1,728-500-432=796.0cm⁴

となります。

断面二次モーメントでは、X軸と平行な幅bではなく、X軸に垂直な高さhを3乗することを覚えておくと、計算間違いを防ぎやすくなります。

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