二級建築士 過去問
令和7年(2025年)
問11 (学科1(建築計画) 問11)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和7年(2025年) 問11(学科1(建築計画) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 二世帯住宅において、上下階で世帯を分離して住み分ける計画とし、別々の玄関を設けた。
- 夫婦の寝室の床面積を、6m2とした。
- 南北に長い敷地であったので、中庭や坪庭を設けることで日照と通風に配慮した。
- 家族や来客等、複数人で四方を取り囲んで調理ができるように、台所の形式をアイランド型とした。
- 車椅子の使用を考慮して、通行しやすいように、廊下の有効幅を120cmとした。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は「暮らしやすさの基本が押さえられているか」を見る内容です。
上下階で生活を分ける場合、玄関も分けると生活の独立性が高くなります。
出入りの時間が違っても気を使いにくく、来客対応もしやすいので、計画として自然です。
正解(最も不適当な記述)です。
6㎡はおよそ畳でいうと4畳弱くらいで、夫婦の寝室としては窮屈になりやすいです。
例えばダブルベッドを置くと、周りの通り道がほとんど取れないことが多く、掃除や着替え、収納の使い勝手も悪くなりがちです。
寝室は毎日使う場所なので、狭すぎる計画は不適当と判断しやすいです。
南北に長い敷地では、家の中心部が暗くなったり風が通りにくくなったりします。
そこで中庭や坪庭を設けると、建物の内側にも光と風を取り込みやすくなります。
環境面の工夫として妥当です。
アイランド型は周囲から作業しやすく、複数人で料理するのに向きます。
家族で一緒に作業したり、来客と会話しながら調理したりしやすいので、目的に合った選び方です。
(ただし通路幅の確保は必要です。)
車椅子では、まっすぐ通れるだけでなく、すれ違いや方向転換のしやすさも大切です。
廊下の有効幅を120cmにすると余裕が出やすく、バリアフリーの考え方として適切です。
二世帯の分離、中庭での採光・通風、アイランドキッチンの目的、廊下幅120cmは、狙いがはっきりしていて納得できます。
一方で寝室の6㎡は、家具配置や動きやすさを考えると厳しく、生活のストレスにつながりやすい点がポイントです。
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02
この問題では、実際に使うときのことをイメージしながら覚える事が重要です。
二世帯住宅では、世帯ごとの独立性を確保するために、「上下階で住み分ける」「玄関を別々に設ける」といった計画がよく行われます。
したがって、この記述は正しいです。
夫婦の寝室には通常「ダブルベットまたはシングルベット2台」「収納」「通路スペース」
などが必要にあります。6㎡は約3.6畳であり夫婦2人の寝室としては非常に狭く、実用的とは言えません。一般には8~10畳(約13~16㎡)確保することが望ましいとされています。
したがって、この記述は誤りです。
南北に細長い敷地では、採光・通風が不足しやすくなります。
そのため中庭・坪庭などを設けて光や風を建物内部に取り込む計画は有効です。
したがって、この記述は正しいです。
アイランドキッチンは、壁から離れた独立型キッチンで、
・四方からアクセスできる
・複数人で作業しやすい
・コミュニケーションが取りやすい
といった特徴があります。
したがって、この記述は正しいです。
車椅子の利用を考慮した廊下の幅は最低でも約90cm程度、余裕持たせて120cm程度が望ましいとされています。
したがって、この記述は正しいです。
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