二級建築士 過去問
令和5年(2023年)
問74 (学科3(建築構造) 問24)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和5年(2023年) 問74(学科3(建築構造) 問24) (訂正依頼・報告はこちら)
- セラミックタイルのⅠ類は、Ⅱ類、Ⅲ類に比べて、吸水率が低い。
- 合成樹脂調合ペイントは、コンクリート面やモルタル面の塗装には不適である。
- 大谷石は凝灰岩の一種で、軟らかく加工が容易で耐火性に優れる。
- 複層ガラスは、複数枚の板ガラスを一定の間隔を保ち、中空層に乾燥空気を封入したもので、断熱性が高く、結露防止に有効である。
- 針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
最も不適当なものは、
針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも高い。
です。
基準強度を比較した時スギはベイマツよりも基準強度が低くなるため誤りです。
この選択肢は正しいです。
セラミックタイルのⅠ類は、Ⅱ類、Ⅲ類に比べて、吸水率が低くなります。
この選択肢は正しいです。
合成樹脂調合ペイントは、コンクリート面やモルタル面の塗装には不適です。
この選択肢は正しいです。
大谷石は凝灰岩の一種で、軟らかく加工が容易で耐火性に優れています。
この選択肢は正しいです。
複層ガラスは、複数枚の板ガラスを一定の間隔を保ち、中空層に乾燥空気を封入したもので、断熱性が高く、結露防止に有効です。
この選択肢は不適当です。
針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも低くなります。
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02
針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも低いです。
この選択肢は正しいです。
セラミックタイルのⅠ類は、Ⅱ類、Ⅲ類に比べて、吸水率が低いです。
この選択肢は正しいです。
合成樹脂調合ペイントは、コンクリート面やモルタル面の塗装には不適です。
合成樹脂調合ペイントは、油性でアルカリ耐性がないためコンクリート系に適してません。
この選択肢は正しいです。
大谷石は凝灰岩の一種です。軟らかく加工が容易で耐火性に優れています。
しかし、強度は弱く、風化しやすいため内装材として利用することが多いです。
この選択肢は正しいです。
複層ガラスは、複数枚の板ガラスを一定の間隔を保ち、中空層に乾燥空気を封入したもので、断熱性が高く、結露防止に有効です。
この選択肢は不適当です。
針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも低いです。
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03
最も不適当なのは、「針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも高い。」という記述です。
木材の強さは樹種によって異なります。同じような品質条件で比べた場合、一般にベイマツはスギより基準強度が高いため、この記述は大小関係が逆になっています。国の資料に示された無等級材の基準強度でも、ベイマツはスギより圧縮・引張・曲げ・せん断の各基準強度が高い値となっています。
この記述は適当です。
セラミックタイルは、吸水率によってⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類に区分されます。
このうちⅠ類は、最も吸水率が低く、水を吸いにくいタイルです。
水を吸いにくいほど、水分の影響を受けにくく、耐久性を確保しやすくなります。
この記述は適当です。
合成樹脂調合ペイントは、主に木部や鉄部などの塗装に使われます。
コンクリートやモルタルはアルカリ性が強いため、塗膜が影響を受けて劣化することがあります。
そのため、コンクリート面やモルタル面には適していません。
この記述は適当です。
大谷石は、火山灰などが固まってできた凝灰岩の一種です。
比較的軟らかいため、切ったり削ったりしやすく、加工しやすい特徴があります。
また、石材なので耐火性にも優れており、建築物の壁などに利用されてきました。
この記述は適当です。
複層ガラスは、2枚以上のガラスの間に空間を設けたガラスです。
その中空層には乾燥空気などが封入されており、この空気層が熱を伝わりにくくします。
そのため、1枚のガラスより断熱性が高く、室内側のガラス表面が冷えにくいため、結露の防止にも有効です。
この記述が最も不適当です。
木材の基準強度は、樹種や品質によって異なります。
同じような品質条件で比較した場合、一般に、
ベイマツ>スギ
となります。
国の資料に示された無等級材の例では、曲げの基準強度はベイマツが28.2N/mm²、スギが22.2N/mm²であり、圧縮や引張などについてもベイマツのほうが高い値です。
したがって、「スギはベイマツよりも高い」としている点が逆です。
この問題では、建築材料の吸水性、塗料の適用範囲、石材、ガラス、木材の強度について理解することがポイントです。
セラミックタイルのⅠ類は、Ⅱ類・Ⅲ類より吸水率が低い材料です。
合成樹脂調合ペイントは、アルカリ性の強いコンクリート面やモルタル面には適しません。
大谷石は凝灰岩の一種で、加工しやすく耐火性にも優れています。
複層ガラスは、中空層によって熱を伝わりにくくするため、断熱性の向上や結露防止に効果があります。
一方、針葉樹の基準強度は、同じような品質条件なら一般にスギよりベイマツのほうが高いです。
したがって、最も不適当なのは、「スギはベイマツよりも基準強度が高い」とした記述です。
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