二級建築士 過去問
令和5年(2023年)
問58 (学科3(建築構造) 問8)

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 問58(学科3(建築構造) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

多雪区域内の建築物の構造計算を許容応力度等計算により行う場合において、暴風時の応力度の計算で採用する荷重及び外力の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。

凡例
G:固定荷重によって生ずる力
P :積載荷重によって生ずる力
S :積雪荷重によって生ずる力
W:風圧力によって生ずる力
K:地震力によって生ずる力
  • G+ P +0.7S +W
  • G+ P +0.35S +W
  • G+ P +0.7S +W+K
  • G+ P +0.35S +W+K
  • G+ P + S +W

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この過去問の解説 (3件)

01

暴風時における多雪区域内での荷重、外力は以下のどちらかとなります。

①G + P + W   

②G + P + 0.35S + W

 

選択肢に①はないので、②のG + P + 0.35S + Wが正解となります。

選択肢1. G+ P +0.7S +W

この選択肢は不適当です。

暴風時は0.35SあるいはS=0のため誤りです。

選択肢2. G+ P +0.35S +W

この選択肢は正しいです。

選択肢3. G+ P +0.7S +W+K

この選択肢は不適当です。

地震時のKが含まれており、暴風時ではありません。

選択肢4. G+ P +0.35S +W+K

この選択肢は不適当です。

地震時のKが含まれており、暴風時ではありません。

選択肢5. G+ P + S +W

この選択肢は不適当です。

暴風時は0.35SあるいはS=0のため誤りです。

参考になった数23

02

最も適当なのは、G+P+0.35S+Wです。

多雪区域で許容応力度等計算を行う場合、暴風時には、固定荷重G、積載荷重P、風圧力Wに加えて、積雪荷重Sの35%を考慮します。

したがって、暴風時の組合せは、

G+P+0.35S+W

となります。

建築基準法施行令第82条でも、多雪区域の暴風時についてこの組合せが定められています。

選択肢2. G+ P +0.35S +W

この組合せが最も適当です。

多雪区域の暴風時には、

固定荷重G

積載荷重P

積雪荷重の35%である0.35S

風圧力W

を組み合わせます。

したがって、

G+P+0.35S+W

となります。

まとめ

この問題では、多雪区域での荷重・外力の組合せを覚えておくことがポイントです。

多雪区域では、主に次のように考えます。

長期の積雪時は、

G+P+0.7S

短期の積雪時は、

G+P+S

暴風時は、

G+P+0.35S+W

地震時は、

G+P+0.35S+K

です。

今回問われているのは多雪区域の暴風時なので、最も適当な組合せは、

G+P+0.35S+W

です。

参考になった数0

03

暴風時の応力度の計算(多雪区域内の場合)は下記の両方を検討します。

① G+ P +W

② G+ P +0.35S +W

 

①の選択肢がないため最も適当なのは、

G+ P +0.35S +W

選択肢1. G+ P +0.7S +W

この選択肢は誤りです。

 

選択肢2. G+ P +0.35S +W

この選択肢は正しいです。

 

暴風時の応力度の計算(多雪区域内の場合)は下記の両方を検討します。

① G+ P +W

② G+ P +0.35S +W

 

①の選択肢がないため最も適当なのは、

G+ P +0.35S +W

選択肢3. G+ P +0.7S +W+K

この選択肢は誤りです。

 

地震力と0.7Sの組み合わせはないので、この枝は確実に×です。

地震力は0.35Sと組み合わせ。

選択肢4. G+ P +0.35S +W+K

この選択肢は誤りです。

 

風圧力と地震力が同時に作用することは想定していないのでこの組み合わせは確実に×です。

選択肢5. G+ P + S +W

この選択肢は誤りです。

まとめ

長期、短期に生ずる力と多雪区域の組み合わせの表は覚えましょう。

0.7が出る場合は長期、0.35が出た場合は短期とざっくり覚えれた方は、暴風時、地震時など組み合わせも覚えましょう。

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