二級建築士 過去問
 令和4年(2022年)
   問78 (学科4(建築施工) 問3)  
 問題文
 建築工事等に関する次の届又は報告のうち、労働基準監督署長あてに提出するものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。  
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問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 問78(学科4(建築施工) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
 建築工事等に関する次の届又は報告のうち、労働基準監督署長あてに提出するものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。 
   -   クレーン設置届
-   建設用リフト設置届
-   特定建設作業実施届出書
-   安全管理者選任報告
-   特定元方事業者の事業開始報告
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この過去問の解説 (3件)
01
届出関係の設問は、どういった目的で、何を防ぐために提出するか、という視点で考えると理解しやすいです。
労働基準監督は、労働者の安全・健康の確保や労働者の賃金不払い等の対応など、労働者を守る事を視点としています。
そのため、クレーンや建設用リフトなどの労働者が使用する重機、労働者を管理する安全管理者、労働者を雇用する特定元方事業者に関する届出などは、労働基準監督署長への提出となります。
一方、特定建設作業実施届出書は、周辺住民の生活環境を守るために工事の騒音・振動を規制するという視点です。
周辺住民に関連するものなので、住民の代表、すなわち市町村長あてに提出となります。
正しい選択肢です。
クレーン設置届は、労働基準監督署長あてに提出します。
正しい選択肢です。
建設用リフト設置届は、労働基準監督署長あてに提出します。
不適当な選択肢です。
特定建設作業実施届出書は、市町村長あてに提出します。
正しい選択肢です。
安全管理者選任報告は、労働基準監督署長あてに提出します。
正しい選択肢です。
特定元方事業者の事業開始報告は、労働基準監督署長あてに提出します。
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02
建築工事等に関する労働基準監督署長あてに提出する必要のある、届出や報告に関する問題です。
この選択肢は正しいです。
クレーン設置届は労働基準監督署長に提出する必要があります。
この選択肢は正しいです。
建設用リフト設置届は労働基準監督署長に提出する必要があります。
この選択肢は不適当です。
特定建設作業実施届出書は、労働基準監督署長ではなく、市町村長に提出します。特定建設作業による環境への影響(騒音、振動など)を管理するためのものであり、労働安全衛生に関するものとは異なる目的で提出されます。
この選択肢は正しいです。
安全管理者選任報告は労働基準監督署長に提出する必要があります。
この選択肢は正しいです。
特定元方事業者の事業開始報告は労働基準監督署長に提出する必要があります。
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03
届出・報告に関する問題です。
正答
クレーン設置届は労働基準監督署長に提出します。
正答
建設用リフト設置届は労働基準監督署長に提出します。
誤答
特定建設作業実施届出書は市町村長に提出します。
正答
安全管理者選任報告は労働基準監督署長に提出します。
正答
特定元方事業者の事業開始報告は労働基準監督署長に提出します。
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